【第2章】自動車保険のロードサービスでタクシー代は出る?チューリッヒから「タクシー代の料金について。。。」と連絡が来た実体験|JAFとの違いも解説

先日、大雨の中でタイヤがパンクし、チューリッヒのロードサービスを実際に利用した体験を書きました。

大きな交差点付近で車が動けなくなり、最初の電話がつながるまで約14分。

途中で通話が切れ、「折り返す」と言われたものの約15分連絡がなく、再度電話すると約20分待ちのアナウンス。

別のスマートフォンからかけると約1分でつながる。

さらに本人確認では、生年月日を西暦で答えるか和暦で答えるかについて担当者によって説明が異なり、結果的に最初の電話から約3時間かかりました。

この一連の出来事については、第1章で詳しく書いています。

▶【第1章】チューリッヒのロードサービスをパンクで利用|電話がつながらず約3時間

しかし、この話には続きがありました。

今回は、

ロードサービス利用後の「タクシー代」

についてです。

当時の担当者からは、

「移動に必要な交通費も出るので、遅れないように先にタクシーを呼んでおいてください」

という趣旨の案内を受けました。

私はその案内に従ってタクシーを手配しました。

ところが、ロードサービス側の対応やレッカー到着まで時間がかかった結果、タクシーを約3時間拘束する形になり、当然タクシー料金も高くなりました。

そして後日、チューリッヒ側から、

「タクシー代について、、、」

というような趣旨の連絡がありました。

現在、今回の経緯をすべて説明し、チューリッヒ社内で協議してもらっているところです。

今回の記事では、この続編をお伝えするとともに、

そもそも自動車保険のロードサービスとは何なのか?

ロードサービスでタクシー代や帰宅費用は出るのか?

JAFとは何が違うのか?

という点についても、実際に利用した立場から整理してみたいと思います。


まず結論|ロードサービスは「車を運ぶだけ」ではない

ロードサービスというと、

「パンクしたらレッカー車が来る」

「バッテリーが上がったら助けてもらえる」

というイメージが強いと思います。

私も以前はそうでした。

しかし、自動車保険に付帯するロードサービスには、保険会社や契約内容によって、

  • レッカー搬送
  • バッテリー上がり
  • パンク時の対応
  • ガス欠時の対応
  • キー閉じ込み
  • 宿泊費
  • 帰宅・目的地までの交通費
  • レンタカー費用
  • 修理後の車両搬送

など、かなり幅広いサポートが用意されています。

つまり、

「故障した車をどうするか」だけでなく、「車を失った人をその後どう移動させるか」まで含めてロードサービス

と考えた方が分かりやすいです。

そして今回、私が実際に問題になったのが、この中の

「交通費・タクシー代」

でした。


レッカー車には同乗できない。そこで「タクシーを使ってください」と案内された

今回、パンクした車はレッカー搬送することになりました。

しかし、私はレッカー車にそのまま同乗して移動することができません。

そのため、自分自身は別の移動手段を確保する必要がありました。

そこで当時の担当者から案内されたのが、

タクシーです。

しかも私が印象に残っているのは、

「交通費についてもサポートされるので、レッカーが来てからタクシーを呼んで遅くならないよう、先にタクシーを呼んでおいてください」

という趣旨の案内でした。

私は当然、

保険会社のロードサービス担当者からそう案内されているのだから、その指示に従えばよい

と考えました。

そこで、タクシーを先に呼びました。


ところがロードサービス側の対応には時間がかかった

問題はここからです。

第1章でも書いたとおり、今回のロードサービスでは非常に長い時間がかかりました。

最初の電話がなかなかつながらない。

途中で電話が切れる。

折り返すと言われても折り返しがない。

担当者との本人確認でも時間がかかる。

レッカーの手配・到着を待つ。

そうしたことが重なり、

最初に電話してから一連の対応には約3時間を要しました。

一方でタクシーは、

「遅れないように先に呼んでおいてください」

という案内に従って手配しています。

結果的に、タクシーを長時間待たせる形になりました。


タクシーを約3時間拘束することになり、料金は6,600円に

最終的には、タクシーを約3時間にわたって利用・待機させる形となり、

タクシー料金は合計6,600円

になりました。

もちろん普通に数km移動するだけのタクシー料金と比べれば、高くなります。

しかし今回は、

自分の判断だけで勝手に3時間タクシーを待たせたわけではありません。

私はロードサービス担当者から、

「交通費も出る」

「遅れないよう先にタクシーを呼んでおいてほしい」

という趣旨の案内を受け、それに従いました。

それにもかかわらず、結果的にロードサービス側の手配に時間がかかり、タクシーの待機時間が長くなりました。

そのため私としては、

今回の料金だけを見て「高い」と判断されると、少し違うのではないか

と感じました。

なお、タクシー利用中には私自身の必要な用事で短い立ち寄りもしています。

その部分まで当然に保険会社が負担すべきだ、と主張するつもりはありません。

今回私が確認してほしいと思っているのは、

担当者の案内に従って早めにタクシーを手配し、その後ロードサービス対応を待ったことで発生した部分をどのように扱うのか

という点です。


後日「タクシー代について。。。」と連絡が来た

その後、チューリッヒ側からタクシーについて連絡がありました。

内容としては、

「タクシー料金が距離に対して高い」

という趣旨のものでした。

私はそこで、今回起きたことを最初から説明しました。

大雨の中でパンクしたこと。

交通量の多い大きな交差点付近だったこと。

電話がなかなかつながらなかったこと。

「折り返す」と言われたにもかかわらず連絡がなかったこと。

別のスマートフォンから電話してようやく手続きが進んだこと。

本人確認について担当者によって説明が違ったこと。

そして何より、

「交通費も出るので、遅れないよう先にタクシーを呼んでおいてください」と担当者から案内されたこと。

その結果、タクシーを長時間待たせることになったと説明しました。


現在はチューリッヒ社内で協議中

現在、この件については、

チューリッヒ社内で確認・協議してもらっている段階です。

そのため、この記事を書いている時点では、

「タクシー代が全額支払われることになった」

とも、

「支払われなかった」

とも結論は出ていません。

ここは非常に重要なので、結果が出ていない段階でどちらかに決めつけて書くことはしたくありません。

また、今回タクシー料金について連絡をいただいた現在の窓口担当者については、今のところこちらの説明をきちんと聞いてもらっており、対応に悪い印象は持っていません。

今回の一連の経緯についても社内で確認してもらっています。

最終的にどのような判断になるのか。

結果が出ましたら、この記事で正確にお伝えしたいと思います。


そもそも自動車保険のロードサービスとは?

ここからは今回のチューリッヒだけではなく、

自動車保険のロードサービス全般

について少し整理します。

最近では、通販型・ネット型の自動車保険を含め、多くの自動車保険でロードサービスが用意されています。

ただし、

「どこの保険会社でも内容は同じ」ではありません。

ここは今回実際に利用してみて、とても重要だと感じました。

保険料だけを比較して、

「ロードサービス付きだから大丈夫」

と思っている方も多いかもしれません。

私自身も以前はその感覚に近かったと思います。

しかし実際には、

何kmまでレッカー無料なのか。

帰宅費用は出るのか。

タクシーは使えるのか。

宿泊費はいくらまでなのか。

レンタカーは使えるのか。

電話やWebでどのように手配するのか。

など、保険会社によって違います。


自動車保険のロードサービスでタクシー代は出る?

これは、

「保険会社と契約内容による」

が答えになります。

例えば、自動車保険のロードサービスでは、車が自走できなくなってレッカー搬送された場合、

自宅。

目的地。

最寄り駅。

ホテル。

レンタカー営業所。

などへ移動するための交通費を補償する商品があります。

しかし、

「ロードサービスが付いている=タクシー代なら何円でも無条件で支払われる」

という意味ではありません。

利用できる交通手段。

金額の上限。

事前連絡が必要か。

レッカー搬送が条件になっているか。

公共交通機関が使える場合の扱い。

など、それぞれ条件があります。

ここは加入前に確認しておいた方がいいと思います。


チューリッヒの帰宅費用サポートはどうなっている?

2026年10月現在、チューリッヒのスーパー自動車保険では、ロードサービス利用によって移動が必要になった場合、

自宅または目的地までの交通費を、搭乗者について補償する「帰宅費用サポート」

が案内されています。

一方で、公式案内では利用する交通手段について、

最も合理的と判断される手段

とされ、

原則として電車やバスを利用することが案内されています。

つまり、

「タクシーなら金額に関係なくすべて支払われる」

という単純な仕組みではありません。

ここは私も今回改めて確認して分かった部分です。

ただし今回の私の場合は、

担当者からタクシーを利用するよう案内され、さらに「遅れないよう先に呼んでおいてください」と言われた

という個別の事情があります。

だからこそ、

公式の一般的な条件と、担当者から受けた具体的な案内をどう整理するのか

について現在確認してもらっている、という状況です。


他の自動車保険ではタクシー代はどうなっている?

自動車保険によって、この部分はかなり違います。

例えばソニー損保では、条件を満たした場合の帰宅費用について、電車・バスだけでなく、

タクシーなども合理的な移動手段として案内されています。

一方、「おとなの自動車保険」では、ロードアシスタンス特約の移動費用について限度額が設定されており、タクシーやレンタカーについても上限があります。

つまり、

「ロードサービス」という同じ名前でも、中身は保険会社によってかなり違う

ということです。

そのため自動車保険を比較するときには、

単純な年間保険料だけではなく、

事故や故障で車を失った後、自分自身をどうやって帰宅させてくれるのか

まで確認した方がよいと思います。


JAFと自動車保険のロードサービスは何が違う?

ここも検索している方が多いと思います。

私は今回の経験から、

「JAFと自動車保険のロードサービスは似ているようで、実は役割がかなり違う」

と感じています。

大きな違いの一つは、

自動車保険は基本的に契約している車が対象なのに対し、JAFの個人会員・家族会員は人を対象とする

という点です。

そのためJAFでは、

自分の車。

会社の車。

レンタカー。

友人の車に同乗中。

バイク。

などでも条件を満たせば利用できます。

またJAFは、パンクやバッテリー上がりだけでなく、雪道・ぬかるみからの引き上げや、自然災害に起因する一部トラブルなど、対応範囲の広さを特徴としています。

一方、自動車保険のロードサービスには、

故障した車だけでなく、利用者の帰宅費用・宿泊費・レンタカー費用まで補償する商品がある

という強みがあります。

JAFでもタクシー会社や宿泊施設などの紹介サービスはありますが、

自動車保険の「帰宅費用補償」のように、移動費そのものを保険として補償する仕組みとは性格が異なります。

そのため、

「自動車保険にロードサービスがあるからJAFはいらない」

あるいは逆に、

「JAFに入っているから自動車保険のロードサービスはいらない」

と単純に考えるより、

それぞれ何をカバーしているのかを確認することが大切だと思います。


自動車保険とJAFの違いを簡単に整理

項目自動車保険のロードサービスJAF
基本的な対象契約車両会員本人
レッカー多くの商品で対応対応
バッテリー上がり多くの商品で対応対応
パンク商品により内容が異なる対応
帰宅交通費補償する保険会社あり基本は移動手段等の紹介
宿泊費補償する保険会社あり宿泊施設等の紹介
レンタカー費用補償する商品ありレンタカー会社の紹介等
レンタカー・友人の車原則契約車両個人・家族会員なら対象になり得る
利用回数保険会社・サービスによる会員は原則回数制限なし

※実際のサービス内容・無料範囲・利用条件は契約先や契約内容によって異なります。必ず最新の公式情報をご確認ください。


ネット型自動車保険は「保険料」だけで選ばない方がいいと思った

通販型・ネット型自動車保険の大きな魅力の一つは、保険料です。

代理店型と比較して保険料が安くなることもあり、私自身も保険料は重要だと思っています。

しかし今回実際にトラブルを経験して、

年間数千円、数万円の保険料差だけで判断するのは少し怖い

とも感じました。

事故や故障がなければ、

どこの保険会社でもほとんど違いを感じません。

しかし、

本当に違いが分かるのは、実際に困ったときです。

電話はどれくらいでつながるのか。

Web受付は使いやすいのか。

担当者は状況を理解してくれるのか。

折り返しはあるのか。

レッカーはどのくらいで来るのか。

タクシーや帰宅費用についてどこまで補償されるのか。

担当者の案内と実際の支払い判断が一致するのか。

私は次に自動車保険を選ぶとき、

ロードサービスの「スペック」だけでなく、実際に困ったときの運用までできる限り確認したい

と思っています。


ロードサービスでタクシーを使うなら、事前に確認したいこと

今回の経験から、今後私が同じ状況になったら必ず確認すると思うことがあります。

それは、

「タクシーを使っていいですか?」だけでは足りない

ということです。

できれば電話やWeb受付の段階で、

  • タクシー代は補償対象なのか
  • 上限はいくらなのか
  • 待機料金も対象なのか
  • 迎車料金は対象なのか
  • レッカー到着前にタクシーを呼んでもよいのか
  • 公共交通機関ではなくタクシーを使う理由を記録してもらえるか
  • 領収書には何が必要なのか

まで確認しておいた方がいいと思います。

特に、

担当者から「先にタクシーを呼んでください」と言われた場合は、その案内を受けた日時や担当者を記録しておく

ことをおすすめします。

あとから、

「なぜこんなに高いのですか?」

となったときに、当時どのような案内を受けたのか説明しやすくなります。


自動車保険のロードサービスは「無料」だけでは分からない

自動車保険の広告を見ると、

「ロードサービス無料」

「24時間365日対応」

「全国○千か所」

「レッカー○kmまで無料」

といった数字が目に入ります。

もちろん、これらも重要です。

しかし今回私が感じたのは、

数字だけでは分からない部分もかなり大きい

ということです。

例えば、

「24時間365日受付」

と、

「電話したらすぐに担当者につながる」

は同じ意味ではありません。

「帰宅費用を補償」

と、

「自分が利用したタクシー代がそのまま全額支払われる」

も同じ意味ではありません。

「レッカーサービスあり」

と、

「自分もレッカー車に一緒に乗って移動できる」

も別問題です。

実際に利用するまで気付かなかった部分が、今回かなりありました。


今回の件については、結論が出たら必ず追記します

現時点では、

チューリッヒ側で今回のタクシー料金について社内確認・協議中

です。

そのため、この記事ではまだ結論を出しません。

結果的に、

全額支払われるのか。

一部のみ支払われるのか。

補償対象外になる部分があるのか。

そして、担当者から受けた

「交通費も出るので、先にタクシーを呼んでおいてください」

という案内を会社としてどのように判断するのか。

ここまできちんと確認したうえで、

結果が出たら、良かった点も悪かった点も含めて、このブログで正確にお伝えします。

今タクシー料金について対応していただいている窓口の担当者については、こちらの話をきちんと聞いていただいており、現時点では丁寧に対応してもらっていると感じています。

だからこそ、私自身も結論が出る前に、

「払ってくれなかった」

「対応が悪かった」

などと決めつけることはしたくありません。

最終的にどのような判断になるのか。

その結果まで含めて、この実体験を最後まで記事にしたいと思っています。


まとめ|ロードサービス選びは「車を助けるサービス」だけで比較しない

今回の経験で、私は自動車保険のロードサービスに対する見方がかなり変わりました。

ロードサービスというと、

パンク。

バッテリー上がり。

レッカー。

など、

「車を助けるサービス」

というイメージがあります。

しかし本当に車が動かなくなると、

その後、

自分はどうやって移動するのか。

タクシー代は誰が払うのか。

宿泊が必要になったらどうなるのか。

代わりの車はどうするのか。

という問題が一気に発生します。

自動車保険のロードサービスには、こうした部分まで補償してくれる商品があります。

一方、JAFには自動車保険とは異なる強みがあります。

だからこそ、

「ロードサービス付きだからどこの自動車保険でも同じ」

ではありません。

これから自動車保険を選ぶ方には、

保険料だけでなく、

レッカー。

帰宅費用。

タクシー。

宿泊。

レンタカー。

電話・Webでの受付方法。

JAFとの違い。

まで一度確認してみることをおすすめします。

そして今回のチューリッヒでのタクシー代については、現在まだ社内協議中です。

結論が出ましたら、続編として必ず正確な結果をお伝えします。

今回の私の経験が、

「自動車保険のロードサービスって実際どうなの?」

「JAFと自動車保険はどっちがいい?」

「故障したらタクシー代は出る?」

「ネット自動車保険のロードサービスは本当に使える?」

と調べている方の参考になれば幸いです。

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