大体の人は会社に問題があったにもかかわらず自己都合での退職をしていないだろうか。それは非常にもったいない。もちろん本当になにもなく、独立開業、転職などが理由ならばそのまま突き進めばよいが、納得できない理不尽と戦った結果、自己都合で退職した人も多いはず。会社を辞める決断というのはそう簡単なものではないし、この決断に至るまでいろんなことがあったと思う。精神的に追い詰められたり、会社に出勤するのが辛かったり。そんな感情が出てきている時点で私は特定理由離職者という制度を活用すべきだと思う。
特定理由離職者になるためには申請時点で体力や精神面が回復していないといけない、しかし、ストレスが原因でやめた場合、やめた時点でもうメンタルは回復しつつあるのではないだろうか。私はそうだった。ストレスの根源が消えてみるみる体調は復活した、ちなみに特定理由離職者に認定された場合、前の会社に連絡がいくのか、と不安な人もいるだろう。自分の感情を抑え込んでなんとかやめることができ、表面上だけでも円満にやめたのに、前の職場に連絡がいっては元も子もない。でも安心して大丈夫、体調不良が原因ならば、前の会社に連絡がいくことはない。会社から見れば自己都合退職、でもハローワーク側では会社都合退職、こんなイメージである。(あくまでイメージで実際は違うが)
前の会社のことは1日でも早く記憶から抹消し、新たなステージを夢見て1歩が踏み出せるように、私が特定理由離職者になれた簡単で再現性のある経験談をここに書き留める。
そもそも特定理由離職者って?
特定理由離職者とは、期間の定めのある労働契約が更新されなかった、いわゆる「雇止め」が要因で離職した人や、病気やケガなどの正当な理由で自己都合退職した人を指す。引っ越しで通えなくなった場合やその他の場合もあるが、基本的には「正当な理由で自己都合退職した人」この部分にフォーカスして説明する。
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